2、 国外の記録
2.1 総掘削長(陸上)
坑井の総延長が最も長いのは、1999年にイギリス西南部でBP Amoco社が掘削したWytch Farm
M-16Z坑井で37,000ft(11,278m)に及ぶ。
2.2 垂直深度(陸上)
坑井の垂直部分の深度が最も長いのは、1974年に米国オクラホマ州でLone
Star Producing Co.が掘削した坑井で深度は31,441ft(9,853m)で坑井名はBertha
Rogers No.1である。
2.3 採油深度
最も深い深度から油を生産した記録は、21,465ft(6,542m)で1956年に米国ルイジアナ州にて掘削された。オペレータはRichardson
& Bass et al.である。
2.4 採ガス深度
最も深い深度からガスを生産した記録は、26,536ft(8,088m)で1977年米国テキサス州においてChevron社がオペレータであるRuth
Ledbetter No.1坑井である。
2.5 掘削水深
最も深い水深で油ガス井が掘削されたのは、1999年11月にブラジルCampos Basinの1-RJS-542坑井で、9,111ft(2,777m)。オペレータはPetrobras。そのときに使用されたドリルシップはR&B Falcon社のDeepwater
Expeditionである。
第2位は同じくブラジルでPetrobars社がオペレータでCampos Basinの1-RJS-540坑井。深度は8,543ft(2,604m)、使用したセミサブリグはNobole Drilling社所有のNoble Paul Wolf 8900DPで、このリグは3角形のハル形状をしており、コンベンショナルリグを改造したものである。
2.6 生産水深
最も深い水深から油を生産しているのは、ブラジルRoncadorフィールドの1-RJS-436A坑井で、水深は6,079ft(1,853m)である。P-36というセミサブ型のMOPU(Mobile
Offshore Production Unit)で生産を行っている。
2.7 水平区間長
坑井が水平に掘削された部分の最大長さは、1995年にカタールのアラビア湾にあるAl Shaheen
No.8B坑井で16,411ft(5,002m)である。
2.8 大偏距掘削
井戸の口元から水平方向に最も長く掘削した距離は、1999年イギリス南西部のWytch Farmで掘削され35,196ft(10,728m)である。オペレータはBP
Amoco社。
この距離は東京駅から新宿駅までの路線距離に相当する。
2.9 掘進率の最大記録 496ft(151m)/hour
1993年6月Hughes Chistensenの6"ツースビットJ2が記録。12-1/4"ビットでは、Hughes
ChristensenのAYM-05が中国渤海湾で1992年8月に389.7ft(119m)を記録。
2.10 1日の最大掘進記録 6,734ft(2,052m)
1992年6月タイ沖にてHycalogの12-1/4"径PDCビットDS61Hが23時間で記録。
2.11 最長掘削時間記録 1,020時間
1993年7月Hughes Christensenの8-1/2"径のダイアモンドビットS248が中国で4,535ft (1,382m)を掘削して記録。
2.12 学術ボーリング
1993年にC.I.S.のコラ半島Kola SG3において40,228ft(12,261m)を掘削。また未確認ではあるが、オーストラリアOMV社が1967年に48,438ft(14,764m)を掘削した記録がある。
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