物探(ぶったん)とは物理探査もしくは物理探鉱の略で、弾性波や地磁気、重力、電磁気等による地球の物理的な性質を用いて地下(資源)の地質情報を把握するための探査手法の総称です。石油や天然ガスの探査・開発では、物理探査の中でも主として反射法地震探査を用いることで、坑井の掘さく位置を決める上で極めて重要な判断材料を得ています。
物探分科会は物理探査技術を中心に、新技術、技術的トピックス及び探鉱開発のケーススタディの紹介の場として運営され、通常は東京にて年2回程度の分科会が開催されています。関係者の技術発展に少しでも役立つような話題提供を心がけて分科会を開催していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
次回物探分科会のご案内
日時: 2007年4月20日(金)15:30〜
場所: 帝国石油(株)本社
話題提供: 「弾性波減衰情報に着目したメタンハイドレート賦存層評価手法の確立に向けて」
講演者: 松島 潤先生(東京大学大学院工学系研究科 地球システム工学専攻)
物理的な直感によれば、弾性波速度が大きな物質の減衰は小さいと考え られるが、このような直感に反して、近年メタンハイドレート賦存層(MH層) での弾性波減衰が大きいことが音波検層記録あるいは坑井間地震探査記録等 により観測されている。MH層における弾性波の減衰メカニズムについては、 孔隙スケールでの粒子と孔隙中に存在する流体との相互作用であることが 指摘されているものの、現状未解明である。本研究の全体構想は、MH層の 弾性波減衰特性に着目することにより、MH層の資源量評価に資する情報 (MH飽和率など)を推定する方法論を現象理解(観測データ解析)・室内 実験・理論構築の一連の検討により包括的に確立することである。本発表 では、このような研究アプローチの進捗結果について報告する。
| 日付 | 講演者 | 話題 |
| 2006.12.4 | 開催中止 | |
| 2006.5.12 | 常山太さん(出光オイルアンドガス開発株式会社) | エラスティックインピーダンス解析におけるノイズの影響、および岩石の内部構造と Vp/Vs比に関する考察 |
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