講演要旨
![]()
ベネズエラ石油株式会社 技術部主査 船山 政昭 15年余の国有化を経て、国営石油会社PDVSAは高い技術力と豊富な資金力を持ちながら、一方では硬直したビジネス形態が形成されていた。この7年間で段階的にではあるが、PDVSAは国民意識を充分に配慮する中、大胆な改革を押し進めてきた。PDVSAの戦略に協調的なこの種の事業に参画している会社にも少なからぬ影響がある、という観点から、PDVSAの動きを中心に紹介する。
![]()
元合同石油開発株式会社 取締役 樋口 雄(理学博士) ブンドク社総支配人兼主席駐在代表(アビダビ・カタール) 石油開発を巡る諸事情がひとつの転機を迎えたと思われる1960年代から中東に進出した日本企業は、産油国との良好な関係維持を念頭に、漸新な技術を駆使して操業にとりくんできた。操業にかかわる技術的、構造的な一層の効率化を図りながら、その姿勢を更に発展させることが来世紀のエネルギー源確保のための最善策と考える。
![]()
石油公団 石油開発技術センター 研究主幹 尾上 哲 石油公団石油開発技術センターが実施する国際共同研究の概要を解説し、特に産油国との共同研究について、現在までの実績及び現行プロジェクトを紹介する。
サウジアラビア、クウェート、ベネズエラ、中国、メキシコ等との「戦略的」国際研究協力に於ける、研究内容及び「狙い」について解説する。
![]()
石油資源開発株式会社 作井部 深海試錐技術グループ長 高橋 秀明 近年の大水深海域での探鉱開発動向を概観した後、来年度実施予定の基礎試錐「三陸沖」と「南海トラフ」に向けた準備作業とりわけ技術検討を題材として、大水深掘削の問題点と最新技術を紹介する。
![]()
東京大学 海洋研究所 助教授 蒲生 俊敬(理学博士) 深海底にはたくさんの「隙間」がある。それらは中央海嶺や沈み込み帯のようなプレート境界に集中している。これらは海底と地球深部とを直接つなぐ通路であり、海水や化学物質が活発に行き来している。このような海洋と海底との間のダイナミックな相互作用について、観測船、潜水船、掘削船等によって得られた最新の研究成果をもとに、地球化学的な側面から紹介する。
![]()
アブダビ石油株式会社提供 アブダビ石油株式会社がUAEの首都アブダビの沖での石油開発に取り組んで30年。ムバラス油田、ウム・アル・アンバー油田、ニーワット・アル・ギャラン油田の開発成功に至るまでの経過が28分間の映像にまとめられ紹介されています。